浄土宗のおしえ

南無阿弥陀仏。

この言葉は、大抵の方が耳にされたことがあるはずです。
そう、お念仏ですね。

 阿弥陀仏(阿弥陀如来)や西方極楽浄土という言葉も耳にしたことがあるのではないでしょうか。浄土宗の教えは、このお念仏をとなえて阿弥陀仏の極楽浄土へ生まれゆくこと(往生)を願うという、きわめてシンプルなものです。

 仏教ではさまざまな修行が説かれています。どれも、私たちの抱える苦しみや悩みから自由になること、「さとり」に至るためのものです。でも、どうでしょう。その修行は誰もができることでしょうか。
 いや、なかなかそれは難しい、というのが実際のところです。時間的、物理的な制約もあるでしょう。しかし何より、煩悩という厚い壁が妨げとなっているからにほかなりません。そこで「お念仏の教え」があります。

 西方極楽浄土の仏さまである阿弥陀仏は「私の国(極楽浄土)へ生まれたいと願って私の名前を呼びなさい。そうすれば煩悩の有無などに関係なく、必ず極楽浄土に迎え導きますと誓われています。
その誓い(本願)を素直に信じ、心からお念仏をとなえ、悩みや苦しみのない(だから極楽なのです!)浄らかな仏さまの国へ救い導いていただきましょう、というのが浄土宗の教えの根幹です。
 「南無」とは、仏教が生まれた国・インドの言葉「ナマス」が中国に伝わった際、その発音を漢字で表記したもの。相手への最大の尊敬、絶対的な信頼を意味しています。つまり「阿弥陀さま、どうぞお導きください、お救いください!」という願い、頼る気持ち、心からの叫びが「南無阿弥陀仏」なのです。

わたしたちの宗旨

名称 浄土宗
宗祖 法然上人(源空)1133~1212
開宗 承安5年(1175)
本尊 阿弥陀仏 阿弥陀如来
教え 阿弥陀仏の平等のお慈悲を信じ、「無阿弥陀仏」み名を称えて、人格を高め、社会のためにつくし、明るい安らかな毎日を送り、お浄土に生まれることを願う信仰です。
お経 お釈迦さまがお説きになった『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の三部経をよりどころとします。

引用先:浄土宗公式サイトより